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理事ブログ
早産児の発達支援を学ぶ動画
オンラインセミナーシリーズⅠ『脳の可塑性を促す理学療法の実践と家族支援』その3(2026年1月15日開催)より、発達心理学がご専門の当学会理事・松﨑敦子先生によるご講演の一部です。
早産で生まれたお子さんは、発達の特性(学びやことばの発達など)に関する困りごとが少し出やすいことが分かっていますが、症状がはっきり見えてくるまでに時間がかかることも多く、気づかれにくいという特徴があります。この動画では、そうした特性への理解と、早い時期からできる関わり方の大切さについて分かりやすくお話しいただいています。「うちの子は大丈夫かな」と感じたときの参考にしていただければと思います。
*動画内でご紹介されている支援ツール『リトルベビーのためのおうちでりょういく』は現在研究中のもので、医療・保育などの専門職の方(学会員)向けに一部が提供されている段階です。ご興味をお持ちの場合は、まずは主治医の先生にご相談ください。

出口貴美子
代表理事
代表理事より ― 2026年秋のご挨拶
設立からの歩みと、これからのSPIN
早産児神経発達学会(SPIN)は、2025年6月の設立から1年余りが経過しました。これまで本学会の活動を支えてくださった会員の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
この間、第1回学術集会の開催をはじめ、オンラインセミナーシリーズ「脳の可塑性を促す理学療法の実践と家族支援」などを通じて、基礎研究と臨床、リハビリテーション、教育、家族支援をつなぐ活動を進めてまいりました。さまざまな専門分野の方々が、それぞれの立場から早産児の神経発達について考え、学び合う機会が生まれたことを、大変うれしく思っております。
10月25日(日)には、第2回SPIN学術集会を開催いたします。
今回のテーマは「妊娠期から始まる早産児の神経発達医療―脳の可塑性を支えるサイエンスと臨床―」です。
周産期のステロイド治療と脳発達のCritical Period、プレコンセプションケア、NICU退院後の発達支援、そして生涯にわたる神経発達の課題について、基礎研究と臨床の両面から議論を深めます。
当日はZoomによるライブ配信を行い、11月30日までオンデマンドでもご視聴いただけます。ご都合に合わせて、ぜひ多くの皆様にご参加いただければ幸いです。
また、11月1日(日)には、大阪のボバース記念病院にて、早産児神経発達支援ハンズオンセミナーを開催いたします。
早産児の姿勢・運動・感覚の発達を理解し、NICUから退院後の生活へとつながる具体的な支援を、実技を交えて学ぶ機会です。科学的知見を日々の診療や家族支援に結びつけることを大切にしたいと考えています。
今後は、理学療法に加えて作業療法をテーマとした学びの機会を広げるとともに、周産期のステロイド治療と長期的な神経発達への影響など、重要な課題について分野横断的な研究・討論の場を育てていきたいと考えています。
早産で生まれた子どもたちの発達は、NICU退院時に完結するものではありません。乳幼児期から学童期、思春期、成人期へと続く発達の過程を見据え、子どもたち一人ひとりが持つ可能性を引き出し、ご家族とともにその成長を支えていくことが、私たちの目標です。
研究から臨床へ、そして臨床から新たな研究へ。
子どもたちとご家族が希望を持って歩んでいける社会の実現に向けて、これからも皆様とともに歩みを進めてまいります。
2026年10月
一般社団法人 早産児神経発達学会(SPIN)
代表理事 出口 貴美子

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