産科医が早産児神経発達症を考える意義(理事 春日義史|慶應義塾大学産婦人科)

※当法人の活動をより多くの方に知っていただくため、会員数の状況を踏まえ、当面の間、本ブログは一般公開としております。

こんにちは。私は慶應義塾大学で産婦人科医をしております春日義史です。縁あって当学会の理事を務めさせていただいております。

本学会は小児科の先生が中心となっていることから、私は異色な存在になるかと思います。一方で、早産児神経発達症を考えた場合にそもそも早産にならなければいいのではないかや、早産と言っても原因は多岐に渡り、その原因ごとに神経発達症の成り立ちや治療などを考える必要があるのではないかと考えると、産婦人科医が本学会に入っている意義というのは非常に大きいと考えています。

私は基礎研究などで早産児神経発達症を研究しているわけではありませんが、早産予防法や早産の原因究明などについては研究もしてきています。母体年齢は高年化し、ハイリスク妊娠も増加しています。出生数が減少する中で、より多くの赤ちゃんが元気に産まれ、元気に育っていく姿を見届けたいと思う気持ちは小児医療に直接的に関わっていなくても、みなさんと一緒だと思っています。 私は産婦人科医だからこそ、本学会にできる貢献を目指して尽力していきたいと思います。