これまでの歩み

年月主な出来事・活動内容
2017年10月「超早産児神経発達症研究会」として発足。早産児、特に在胎28週未満の超早産児の神経発達に関する研究と支援の必要性を啓発し、専門家・医療従事者・教育・福祉関係者のネットワークづくりを開始。
2018年〜2019年学術・社会活動を拡大。研究会形式でのセミナー・研究報告会を定期的に開催し、早産児の発達予後、支援の実践例、保護者支援の方法などをテーマとした議論を重ねる。
2020年COVID-19パンデミックの影響を受け、一部活動をオンライン形式に移行。オンデマンド配信やウェビナー等を通じて、遠隔地の参加者や多様な専門分野からのアクセスを拡充。
2021年研究発表・成果の共有を強化。国内外の学会・ジャーナルとの連携を進め、早産児神経発達に関する最新の科学的知見の紹介と共有を促進。保護者ワークショップや教育・福祉機関との協力を拡大。
2022年年次セミナーの開催等を通じて、早産児の神経発達症の早期発見・早期支援の重要性を広く啓発。政策提言・医療・教育分野でのガイドライン作成に向けた議論を開始。
2023年年度セミナーを含む研究会報告を実施。具体的な研究成果の公表、また臨床現場での支援体制のモデル事例の提示。動画配信や資料ダウンロード機能を充実させ、会員・研究者・関係者がより使いやすい情報基盤を整備。
2024年教育現場・社会福祉機関との連携をさらに強化。早産児の発達特性に関する理解を深めるための普及活動、保護者支援プログラムの開発・試行を実施。研究奨励/助成制度の検討を始める。
2025年6月学会名称を「早産児神経発達学会」に改称。超早産児の神経発達研究と支援を一層推進するため、新たな章(ステージ)へと歩みを進める。今後は医学的・教育的・社会的支援の統合、早期診断・介入の促進、家族への包括的支援体制の構築を重点課題とする。