「居場所が育つ町で――リトルベビーと家族の時間」

※当法人の活動をより多くの方に知っていただくため、会員数の状況を踏まえ、当面の間、本ブログは一般公開としております。

こんにちは。SPIN代表理事の出口貴美子です。

先日、テレビ局(NCC長崎文化放送)から取材を受けたことをきっかけに、長崎県大村市で続いている「リトルベビーファミリー会」の様子が、約10分の映像としてYouTubeで公開されました。

動画では、会を立ち上げたご家族のお話や、中学生になったお子さんの成長の姿、そして日々の集まりの雰囲気が紹介されています。

▼動画はこちら

映像の中には、ご家族が過ごしてきた大変な時期も、ほっとできる楽しい時間も映っています。

家族同士、きょうだい同士が自然に言葉を交わし、笑い合う場面がありました。

「ここに来れば大丈夫」と思えるような、静かな安心感が伝わってきます。

この大村市でのファミリー会は、気づけば約10年近く続いています。

続けることは簡単ではありません。それでも続いてきたのは、集まるご家族の思いと、地域の支えが重なってきたからだと感じます。

私自身、医師として多くのリトルベビーやご家族と出会いながら、臨床や研究の場で学ばせていただいてきました。また個人的な背景として、家族の中に早産で生まれたきょうだいがいたこともあり、当事者家族の気持ちに触れる場面があります。

だからこそ、「この場が続いている」ことの尊さを、あらためて思いました。

今回の取材にあたり、NCC佐藤綾子アナウンサーから、次の言葉を寄せていただきました。

「延さんファミリーのお人柄に助けられました。誰かの居場所になれればという延千穂さんのお気持ちや、遼樹くんの元気に育っている姿が、誰かの希望になればと思っています。今回の放送がなかなか触れることの少ない、でも意外と身近にいるリトルベビーとファミリーへの理解を深める機会になってくれたらと願っています。」

取材・制作に関わってくださったNCCスタッフの皆さまに、心より感謝申し上げます。

そして、この場を見守り支えてくださっている皆さま(大学の教員・学生の方々、県内の看護学生の方々、特別支援学校の先生、地域で関わっていただいている方々、フレンチシェウの宮崎様、クリニックスタッフ等)にも、あらためて御礼申し上げます。

これからも、リトルベビーとご家族が安心してつながれる機会が、地域の中で育っていくことを願っています。